「現場の課題」
昭56建告1110号、真壁造・受け材タイプで、石膏ラスボード厚9ミリ以上を使用し継ぎ目がある場合は石膏プラスターを15ミリ以上塗る必要があります。
しかし、現場ではこんな問題が発生します。
(課題-1)仕上げ材の関係で中塗り工程が必要な場合、合計の塗り厚が大きくなり過ぎて壁チリが確保できない。中塗りを含めて塗り厚を15ミリ程度に納めながら必要耐力(壁倍率1.5)が確保できないのだろうか。
(課題-2)耐力壁が位置する土台や2階床梁に捨て張りを勝たして施工した場合に、耐力への影響はどうなんだろうか。
「試験の内容と方法」
(別図等参照)
試験体は、W1,820×H2,730ミリ(2P)の実大試験体を2種類製作しました。
(試験体-1)受け材、釘、ボードは告示仕様、石膏プラスター塗り厚9ミリ、中塗り厚6ミリ。
(試験体-2)試験体-1と同じ条件のもと、土台に接する部分は捨て床(杉板厚25ミリ)で巾木(杉30×30ミリ)の上に壁を仕上げたもの。
試験は、四国職業能力開発大学校のタイロッド式加力試験時で行います。
(写真参照)